2010年10月21日木曜日

旧アトレウス家にて打ち合わせ&テスト投影

池田光宏《by the window 墨東バージョン》の制作に向けて、日々、打ち合わせなどが進行しております。

現在、まずはチラシ制作に向けて、広報担当がテキストを作成しています。
もう少ししたら、皆さまのお目に触れることと思いますので、ぜひお楽しみに。

さてさて、そんな中、
10月16日(土)には、スカイツリーがぐんぐん伸びていく映像に関して、
池田さんと小林素子さん(枕橋茶や 、スカテン/定点観測実行委員会)との打ち合わせが行われました。

こうやって、墨東エリアでさまざまな活動をしている方と、外から来ていただいたアーティストの方が、
コラボレーションをしていけるというのも、「墨東まち見世」ならでは。
今回は、昨年あまりアプローチができなかった、押上エリアで活動をしている団体とのコラボレーションということで、期待大です。

小林さんが持ってきてくださった、東京スカイツリー定点観測写真展にあわせて作られた写真・映像を見たり、『見る・撮る・食べる 東京スカイツリー』(日本出版社)などを見たりしながら、打ち合わせを行いました。



スカイツリー定点観測実行委員会のさまざまなメンバーによって作られた、にょきにょきとスカイツリーが伸びていく映像を見て、池田さんも「自分が思ったよりすごくて、びっくりした」と一言。
小林さんも「そうですかー?」とうれしそうでした。
とても、すてきなコラボレーションが実現しそうな予感がします。

さてさて、小林さんと言えば、墨東エリアにゆかりのある俳人・富田木歩をテーマにした杉田このみ氏による映像作品『ふと木歩という名を思う』のナレーション(富田木歩役)をしていらっしゃるということで、「墨東まち見世」スタッフ&サポーターズには、大変有名な方でもあります。

そんなわけで、これはぜひ今回の作品にも出演していただきたい!・・・ということで、
池田さん直々に、小林さんに撮影への参加依頼が。
これも、またステキなコラボレーションとなりそうです。

小林さんが帰られたあとには、池田さんがこれまで制作された映像を使って、試験投影が行われました。




当日は、2つの面でそれぞれ試してみたのですが、
お楽しみはできるだけ隠しておきましょう!・・・ということで、1面のみ写真を掲載してみます。

旧アトレウス家の古い趣きとあわせて、なんだかすごく不思議な感じがします。

その場にいたスタッフで、じーっと眺めていたところ、
たまたま自転車で通りかかった2人の女性が、一旦その場を通り過ぎた・・・と思ったら、そのままターンして戻ってきて、
「このうちって、今、どなたが住んでらっしゃるんですか?」「今、なにやってらっしゃるんですか?」と不思議そうに尋ねてきました。

その場で、今、この家は、「墨東まち見世」というプロジェクトの一環として賃貸していること、
2階には今は誰も(投影している池田さん以外)おらず、今見えているのは映像であることなどをお伝えしたところ、不思議そうに納得していらっしゃいました。

ゲリラ上映、大成功です。

0 件のコメント:

コメントを投稿